ゴールデンカムイ第101話「鯉登少尉叱られる」のネタバレ考察です。
前回は、飛行船が大雪山の麓に着陸。杉元達は第七師団の追跡をかわすため大雪山に挑みます。吹き荒れる天候をやり過ごすためエゾシカの体内にこもったところで終わりでした。
前回:ゴールデンカムイ 100話のネタバレ考察。翼をください
今回は、大雪山を登っている杉元達の様子と、刺青人皮の現状。それと鯉登少尉が叱られる様子です。
さて、このあと101話の考察とかしていきますが、大いにネタバレするので、気になる人は先に本誌を見てください。
それでは、あらすじから見ていきましょう。
第101話のあらすじ
扉絵は雪原を逃げている杉元たち。白石の飴ちゃんが落ちている。
◆眠りを覚ます?
エゾシカのお腹にいる杉元とアシリパ。
外から揺らされて目を覚ました。
寝てんなよw
追手かと思い、エゾシカの外に出てみると…
ヒグマだらけ!
エゾシカの内臓のニオイに釣られて集まってきた。
白石がエゾシカごと持って行かれそうになる。
が、ブリッとお尻から飛び出て、
「おぎゃあ」by 白石
ブォオオッと、何故かヒグマが怯んだ。
完全にノリだけの展開だ(笑)
大雪山はカムイミンタラと呼ばれ、「ヒグマがたくさんいるところ」という意味らしい。
大雪山の尾根で
大雪山の尾根まで逃げた杉元達。
追っ手もあの天候で進めなかった様だ。
追っ手を巻くため網走方面ではなく、十勝方面から下山して、釧路に立ち寄ろうと提案する杉元。
釧路に囚人がいるという情報を鈴川から聞いていた。
エゾナキウサギというウサギ?ネズミ?がチョロチョロしている。
そしてアシリパさんは小さな罠を用意していた。
ロシアの少数民族がリスを獲るときに使う「プラーシカ」という罠。
エサのお米を食べようとすると、組み上げた石が落ちてきて獲物を仕留める仕組み。
アメリカ先住民族にも、パイユートデッドフォールという似たような罠があるらしい。
といっているうちにエルム(ネズミ)が獲れた。
石に潰されて、ペラペラになってる…。
そしてよく見ると緒方の目が猫っぽくなってる。山猫だからか(笑)
<エゾナキウサギ>
この珍獣はウサギ目ナキウサギ科で
北海道の中央部の山岳地帯にしかおらず
エゾナキウサギを示すアイヌ語をアシリパ知らない
もう一つの罠には白石がかかった‥。
刺青人皮の手持ち確認
■杉元勢がもつ刺青
・後藤のオッサン
・杉元達を追って緒方に射殺された無名の雑魚
・二瓶鉄造
・辺見和雄
・若本親方
・白石の写し
・鈴川の写し
■土方勢が持つ刺青
・土方の写し
・牛山の写し
・家元の写し
・白石の写し
・鈴川の写し
・カバト監獄の誰かの人皮
・ニセモノの人皮
背景でキロランケが土方勢に入ってるけど、なにか含みがあるんだろうか。
そして鶴見中尉勢は…
小樽の鶴見中尉勢
鯉登少尉は、鶴見中尉に叱られるんじゃないかとソワソワしている。
月島軍曹にどんな様子だったか尋ねた。
月島軍曹が何か言いかけると、それを制止して一人で悶ている。
月島軍曹は頼まれていた鶴見中尉の写真を持ってきていた。
「おぉ〜ッ良い良いッ良いではないか!月島あぁ!」
ご満悦の鯉登少尉。
鶴見中尉にお供している月島軍曹を羨ましがる鯉登少尉。
鶴見中尉と一緒に写っている月島軍曹の顔の部分に、自分の顔を貼り付けて写真を加工して喜んでいる。
「来ていたのか鯉登少尉」
「キエエエエエエエエエッ!!(猿叫)」
鶴見中尉殿!!(鶴見中尉の背景はお花畑ならぬケシ畑)
○✕▲□※…(鯉登少尉が何かを喋っている)
「落ち着け!早口の薩摩弁だとまったく聞き取れんぞ 深呼吸をしろ」
深呼吸をして、○✕▲□※…
「分からんッ!!」
「白石に逃げられはしましたが刺青は写しておきましたと言え」
と鯉登少尉は月島軍曹に耳打ちする。
「白石の刺青は写してあるそうです」
と月島軍曹が報告する。
鶴見中尉は続けて、
「どうして私にだけ早口の薩摩弁になるのだ鯉登少尉」
「白石という男に利用価値があると判断したから殺すなと命じたのだ
それをみすみす敵の手に渡すとは
失望したぞ鯉登少尉」
と顔をフルフルしながら喋ると、鯉登少尉はショックで倒れた。
しかし何かを思い出し、急いで服を脱ぎ始める。
服の下に、鈴川の刺青人皮を着込んでいた。
思わぬ収穫に関しては褒められた鯉登中尉だったが、
「ただ…『せん』が甘いな」
と言われショックを受ける。
刺青人皮は他の入れ墨を持つ囚人を引き寄せるみたいだ。
小樽に罠をはれば脱獄囚がかかる可能性があると踏んだ鶴見中尉。
■鶴見中尉勢がもつ刺青
・鈴川聖弘
・白石の写し
・ツヤマ
・ユウバリ
・ニセモノ×5
背景に有坂中将と一緒に現れた変なオッサンが(笑
「鯉登少尉お前は旭川での任務を外れろ」
と言われ気力を失って座り込む鯉登少尉。
「小樽で私の囚人刈りに参加するのだ」
(鶴見中尉の背景はやっぱりケシ畑)
※コメントでツッコミいただきケシ畑と判明!
鯉登少尉は、喜んで月島軍曹の方を向いて何かを喋った。
「精進いたしますと言ってます」
月島軍曹が代わりに喋る。
面倒くさい。
◆正直。
でおしまい。
今回はかなり気になる場面がありましたね。振り返ってみたいと思います。
第101話の考察、背景
プラーシカ
ロシアの少数民族が使っていたというプラーシカ。
のっぺらぼうは日本のアイヌではないという設定だけど、そもそもアイヌではなくて、ロシアの少数民族ということ?
キロランケと土方の話のなかにも、アムール川を渡ってきたのかという会話がありましたしね。
プラーシカ調べてみたんですが、今のとこ出てこないんですよね。いったいどこの少数民族なんだろう。。
キロランケと土方
土方勢を紹介したメンバーの中にキロランケが混じっていて、やや気になった人も多いんじゃないかと。
今回の編成でたまたまそうなっただけかもしれないけど、のっぺらぼうとは目的が一致していた土方。
キロランケはのっぺらぼうと同郷で、今までも含みのあるところがあったので、何か意図的なものがあるかもしれませんね。
あとがき
以上、ゴールデンカムイ第101話のネタバレ考察でした。
今回気になったのは、アシリパさんが使った罠がロシアの少数民族のものだったこと。
キロランケの組分けが土方勢だったこと。
このあたりがちょっと気になりましたね。
次回、第102話も楽しみです。
コメント
背景お花畑っていうか、ケシ畑ですね。
さすが鶴見さん。
コメント有難うございます。
なんの花かなぁ〜と思っていたんですが、ケシですか・・(^_^;)
さすが鶴見中尉、よくお似合いですね(笑
お花畑 → ケシ畑に修正させていただきます!