ゴールデンカムイ第111話「忘れ形見」のネタバレ考察です。
前回は、谷垣の窮地を救ったかと思った尾形だったが、やっぱり屈折してた!そして谷垣は村に連れて行かれ…そこに杉元達が登場。谷垣から姉畑について話を聞くと、姉畑の本命けものフレンズはなんとヒグマ!
前回:ゴールデンカムイ 110話のネタバレ考察。支遁動物記とかヒドすぎwww
今回は、3日間の猶予をもらった杉元達。谷垣のことは尾形にまかせて。。大丈夫なのかそれ(汗)。杉元達は姉畑の探索に行くが全く見つからない。もう駄目かとおもった最終日にまさかの助っ人現る!
さて、このあと111話の考察とかしていきますが、大いにネタバレするので、気になる人は先に本誌を見てください。
それでは、あらすじから見ていきましょう。
第111話のあらすじ
扉絵はゴールデンカムイ第10巻の表紙。副題で「親友との約束の過去。惚れた女の未来。相棒の現在。全てを護る為、生きるッ!」
◆沈黙はマタギ也。
子熊の檻にとらえられた谷垣は、目を閉じて押し黙っている。
「尾形が谷垣を守ってくれ」
アシリパさんは出発前に、尾形に依頼をする。
「あの子熊ちゃんを救けて俺に何の得がある?」
「奴は鶴見中尉の命令で俺たちを追ってきた可能性が高い」
「鶴見中尉を信奉し造反した戦友三人を山で殺す男だ」
これについては、杉元が説明した。
あの三人を殺したのはヒグマだったと。
「アシリパさんの頼みを聞かねぇと…嫌われて獲物の脳みそ貰えなくなるぜ」
尾形は鋭い視線でアシリパさんを見つめたあと答えた。
「言っとくが…俺の助ける方法は選択肢が少ないぞ」
尾形はすっかり、ひねくれちゃってますねぇ。
姉畑は現在
北海道の自然の中にいる姉畑。
「無い…!!」
「ここにあった鹿の死骸が誰かに持ちされれている!」
嗅覚の鋭いヒグマを死骸のニオイでおびき寄せるつもりだったらしい。
仕方ないので再チャレンジする姉畑。
狙いはエゾシカの親子。
出産のために草原や湿地帯などひらけた場所に来るエゾシカの子供を狙ってヒグマが来るんだとか。
エゾシカの親子を見張って、ヒグマの登場を待つつもりが…
「可愛いですねぇとても愛らしい…」
「本当に愛らしい…」
「大好きだぁ〜!!」
下半身裸で飛び出す姉畑。
しかし鹿にボコらて退散(笑
頑張れ姉畑支遁
ウコチャヌプコロ
アシリパさんと杉元は、焚き木を囲んで野宿している。
「カムイと人間が結婚するウエペケレ(民話)はたくさんある」
どの物語も動物と結婚するときには必ず人間に変身している姿なのは、やっぱり動物と結婚するのはいけないことだと分かっているからだとアシリパさんは言う。
「カムイはカムイ 人間は人間とウコチャヌプコロしなきゃいけないんだ」
そういってアシリパさんが横になると、平原のどこかでガサガサと音が。
「ヒグマじゃなきゃいいが…」
といって杉元も横になる。
隣でアシリパさんが寝言…うーんうーん…ウコチャヌプコロ。
再び姉畑
小熊ちゃんの処分まで後2日。
こんどはイトウを釣っておびき寄せていた姉畑。
この日も杉元達は見つけることができなかった。
小熊ちゃんの処分まで後1日。
「わあッ良いものをみつけたぁ!」
「ヒグマのうんちですねぇ」
うんちと子熊の足跡からメスのうんちだと判別した姉畑。
「メスのうんちだぁ」
そしてうんちにダイブ〜!?
ベッチョリ服にうんちを塗りつけて、発情期のオスから警戒心をとる作戦らしい。
そしてアイヌの狩猟法で、ヒグマの巣穴に入って仕留めるとき、ヒグマは巣を汚したくないから猟師を襲わない。そのとき猟師は松の枝を蓑のように着てヒグマを外へ押し出すという。
その言い伝えを信じて、松の枝をまとい、猟銃を握りしめ、顔にうんちをランボーのように塗りつけて出陣する姉畑。
ドォンドォン(出陣の音)
最終日の杉元達
最終日なのにまったく見つからない杉元達。
ひとまずコタンに戻って谷垣を逃して時間稼ぎしようという杉元に対し・・・
「谷垣は尾形が助けてくれる」
杉元はやや小さい声で答える。
「あんなの一番信じちゃダメな奴だよ」
ガサガサ
そのときまた音が。
そしてガサッと飛び出てきたのは・・・?
「あれ?この犬どこかで…」
「リュウだ!!」
「リュウ?ほんとだッ リュウだ!」
「二瓶鉄造の猟犬が何でこんなところに?」
リュウが谷垣が持っていった二瓶の忘れ形見の村田銃をずっと追いかけて、ついてきたことを察した杉元。
「リュウお前なんて健気な イ痛いででででッ」
「ガルルルッ!!」
ナデナデしようとした杉元の手に噛み付くリュウ。
「痛えなクソ犬ッ」
バコッ。
「あっち行けよ!!」
「いや…待て姉畑支遁が二瓶鉄造の銃を持っているならリュウが姉畑を見つけてくれるはずだ!!」
アシリパさんはリュウに綱をつけて、駆け出した。
そのころ姉畑は、平原にヒグマを見つけていた。
◆オスかメスか?
次号、デッドorウコチャヌプコロ。
で、今回はオシマイ。
今回も怒涛のようにどうでもいい展開でオモシロかったですね。
それでは気になったポイントを考察したり、背景を見ていきたいけど、今回は特にありませんでしたのでパスで。
あとがき
以上、ゴールデンカムイ第111話のネタバレ考察でした。
姉畑支遁がますます汚れになってきましたねw
オスでもメスでもいいってのがますます酷い。
そして尾形に対するアシリパさんと杉元の温度差。
まぁ小さい女の子の真っ直ぐな頼み事っていうのは、ちょっと特別な気もしますが。
そのあたりの雰囲気も感じ取れて、表現ウマイなぁと思いますね。
次回ゴールデンカムイ第112話が待ち遠しいですね!
ちなみに第十巻の発売は3月17日だそうです。
金塊巡り奔走×脱走×疾走×闘争!!
和風闇鍋ウエスタン『ゴールデンカムイ』
今週3/17(金)発売です!“どうしてこんな姿に?”
囚われの白石奪還作戦開始ッ!
無事救い出されるか……?!いつにも増して(?)個性あふれる人物が揃い踏みの大台10巻、
ぜひお楽しみにどうぞ! pic.twitter.com/v0m1U0mF8s— ゴールデンカムイ(公式) (@kamuy_official) March 13, 2017
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