乙嫁語りといえばパリヤさん。
パリヤさんといえば、パンを焼くのが上手。
乙嫁語りでパリヤさんが焼いてる、丸くて模様の入ったパン。
あのパンが気になる!
あのパンを食べてみたい!
ってことで調べてみました。
パリヤさんのパンは、今でも中央アジアの主食だった
乙嫁語りの舞台は中央アジア。
中央アジアってどこ?って人も多いと思いますが、現在の国名で言うとウズベキスタン、キルギス、カザフスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、新疆ウイグル自治区が該当します。
日本人には、あまりなじみのない国ばっかりですよね。
地図の場所では、モンゴルを東に超えたさらに向こうの地域です。
で、中央アジアの主食として食べられているのが、例のパン。
こちらはウズベキスタンのパンの写真なんですが、まさにこれこれ!パリヤさんのパンだ!
ウズベキスタンではナン(non)とかパティール(patyr)と呼ぶそうです。
同じナンでも、インドのナンとはだいぶ違いますね。
でも作り方、というか焼き方はよく似ていて、壺状の竃の内側の壁にパン生地を貼り付けるようにして焼き上げます。
こちらの動画で、パンを焼く様子が見られます。アミルたちもこうやってパンを焼いてるんですねー。
中央アジアでは各家庭にパン焼き用の竃があるのですが、乙嫁語りに出てきた竃の日みたいに、みんなが持ち込んだ生地を焼いてくれる大きな竃もあるんだとか。
同じ中央アジアでも、国や町によってパンの模様や形に違いがあるらしいです。中央アジア、パン食べ比べの旅をして、パンMAPとか作ったら楽しそう…。
ちなみにウズベキスタンの風景はこんな感じ。
パッと見の建物の雰囲気は、アミルやパリヤさんが住んでいる町より、第4の乙嫁、アニスが住んでた町に近いかな?
アニスとシーリーンの姉妹妻の話は、ペルシア(現イラン)が舞台みたいですけどね。
こんな風に、街角のワゴンでパンが売られている風景も。
ウズベキスタンではパンはとても大切な食べ物で、お客さんが来た時も必ずパンを用意してもてなすんだそうです。
食事にも毎食必ずパンが出るらしい。
ウズベキスタンって、パン好きにはたまらない、パンの国だったのか…。
ちなみに気になるお味ですが、自然酵母を使っているので、私たちが知っているパンのようにふかふかフワフワではなく、膨らみが少なく目が詰まった、モッチリした食感だそうです。
…ますます美味しそう!
東京でパリヤさんのパンが食べられるお店はないの?
パンの国、ウズベキスタンのパンを食べてみたい気持ちが否が応でも高まったわけですが、でも今すぐ中央アジアには行けないので…
東京都内で中央アジアのナンが食べられるお店を調べてみました。
すると、1軒だけ発見!
八丁堀と日本橋にある「アロヒディン」というお店では、日本では珍しいウズベキスタン料理が味わえます。
東京都内でウズベキスタンのナンが食べられるのは、ここだけらしい。
乙嫁語りの世界を楽しみたい人は、要チェックのお店です!
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