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ゴールデンカムイ熊岸長庵のモデル、熊坂長庵の謎多きプロフィール

大量のお札の写真 ゴールデンカムイ
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贋作師である熊岸長庵に会うため、樺戸集治監を目指しているゴールデンカムイご一行。

フチの親戚がいるはずのコタンで、ついに熊岸長庵と出会いましたね。見た目は完全に冴えないオジサンです。本編中では贋札作りに手を染めている囚人という設定です。

ゴールデンカムイは、登場人物のほとんどに元ネタがあり、それを探したり原作と比べてみたりするのも楽しみのひとつなんですが、この熊岸長庵にも、モデルと思われる人物がいます。

それが、藤田組贋札事件の犯人とされた、熊坂長庵。

やっぱり贋札作りに関係していましたね。藤田組贋札事件とはいったいどんなものなのでしょうか?

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藤田組贋札事件とは

藤田組贋札事件とは、1878年以降、政府に納められた国庫金から次々と二円紙幣の贋札が見つかり、大阪の藤田組に偽造の疑惑がかかった事件。

藤田組って言ってもヤーさんではなく、戦争による軍需を利用して巨万の富を得た大商社です。

元藤田組の勤め人が「藤田組が井上馨と共謀して、海外に滞在している井上馨に偽札を印刷させ、それを日本に持ち込んで事業資金にしようとした」と密告。

これにより藤田組の幹部が逮捕されましたが、後に証拠不十分により釈放されました。

この藤田組贋札事件の犯人として逮捕され、樺戸集治監に収監された人物、それが熊坂長庵です。

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熊坂長庵は本当に贋札事件の犯人だったのか?

熊坂長庵は、日本画家であり医師であり、教師でもあったという知識人。

1878年1月に2800枚の偽札を作ったと自白、自宅から偽造用の印刷器具十数点と偽造紙幣815枚が見つかったことから藤田組贋札事件の犯人として逮捕され、無期懲役で樺戸集治監に収監されました。

…が、その逮捕劇や供述には不審な点もあるらしく、現在ではこれは冤罪だという見方も強まっています。

でも、冤罪だとしたら、なぜ長庵が自白したのか、その裏には誰がいたのかって疑惑が残りますよね。

しかし、熊坂長庵は樺戸集治監に収監された4年後に獄死しており、事件の真相は闇の中。

藤田組と井上馨が一枚噛んでいたのか、本当に熊坂長庵が犯人だったのか、長庵が誰かをかばって罪をかぶっていたのかはわかりません。

ゴールデンカムイ作中で、長庵の人物像や、贋札事件にまつわる事情がどんな風にアレンジされるかも見どころです。

熊坂長庵が住んでいた家、古民家山十邸は一般公開されている

熊坂長庵が居住していた家は、現在「古民家山十邸」として国の有形登録文化財に指定され、一般公開されています。

参照:愛川町HP内 古民家山十邸の紹介ページ

古民家山十邸の所在地は、神奈川県の愛川町。

熊坂家は地元では「山十(やまじゅう)」の屋号で知られた豪農だったそうで、宮大工の手で建てられた築110年の建物は寺院のような風情で、とても趣がありますよ。

見学は無料なので、神奈川近郊に住んでいる人や古民家好きの人は、訪ねてみて、贋札事件の真相に思いを馳せたり、はたまたゴールデンカムイの今後の展開を予想してみても面白いかもしれません。

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