ゴールデンカムイ第98話「薩摩隼人」の背景考察です。
前回はインカラマッにまさかの死亡フラグ。あとは犬童に化けて潜入する鈴川の前に白石が現れたところで終わりました。
今回は鈴川がーーーッ!!っていうのは予想通りでしたね。
それよりも鶴見中尉お気に入りの新キャラ登場です。
このあと98話を振り返っての考察とかしていきますが、ややネタバレするので、気になる人は先に本誌を見てください。
第98話の超ザックリあらすじと感想
デルビル磁石式壁掛電話機にかじりついてしゃべる鶴見中尉。
いやこの電話機気になりすぎでしょ!後で調べます。
ここで新キャラ・鯉登少尉が登場。
犬童に化けた鈴川と変装した杉元のコンビが交渉を始めているところに、鯉登少尉が割り込んでくる。
「ちんちんぬきなっもしたなぁ」
いつもながら謎だなぁ、この漫画(笑
とか思ったんですが、実はこれ犬童は薩摩弁を使いこなすはずなので、質問していたんですねー。
下手なシモネタとかじゃなくて!正当な薩摩弁だったのですね。(^_^;)
「ちんちんぬきなっもしたなぁ」は、だんだん暖かくなって来ましたなの意味だって。
なにかの暗号文かと思ったよ(汗)。
と思ったら第2次世界大戦でも薩摩弁って暗号で使われていて、しかも解読不能だったらしいwww
いや今でも十分いけそうな暗号ですよね。
しかし下戸じゃなかったので見抜かれて、鈴川これにて終了Ω\ζ°)チーン
幸薄そう(キャラ薄)でしたもんね。作者も最初から活かすつもりなかっただろこれ・・・
あらすじを確認したところで、考察と背景をみていきましょう。
第98話の考察、背景
デルビル磁石式壁掛電話機
デルビル磁石式壁掛電話機は1896年に登場して、昭和40年頃まで使用されました。
これアラレちゃんにも出てきた電話機ですよね。
アラレちゃん分かるよね?
東京〜大阪間の長距離電話サービスが始まりで、通話料金は5分で1円60銭。
一度電話交換局を呼び出し、交換手に相手の番号を伝えて、繋いでもらう必要がありました。
鯉登少尉のモデルは?
この人物のモデルは恐らく鯉登行一中将(こいと ぎょういち)。
実在する軍人さんですね。
名字は『こいのぼり』って読みたいけど違うらしい(*´ω`*)
愛媛県松山市の生まれで、中学校・陸軍幼年学校を九州で過ごしたみたいです。
日中戦争時の「鯉登部隊」が有名で、歩兵第77連隊長だった鯉登大佐は、廊坊事件(ろうぼうじけん)で中国軍を撃破。
そして山西省の娘子関(ニャンツカン)の戦いにおいて、たった1週間で中国軍を破った戦勝を記念して、「鯉登の滝」というのを命名しています。
1941年には第七師団の師団長にまでなりました。
あとがき
以上、ゴールデンカムイ第98話の背景考察でした。
今回も豆知識が豊富でオモシロかったですね。
その中にも笑いあり涙ありアクションありで、怒涛のストーリー展開でした。
で、鈴川さんはお疲れ様でしたΩ\ζ°)チーン
そして新しいキャラ・鯉登少尉が登場。帝国陸軍の軍人さんが多数紹介されるので、これからも逃さずチェックしたいと思います。
次回第99話が楽しみですね。やっぱ空飛ぶんだろうな。
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