ゴールデンカムイ第104話『恐怖の猛毒大死闘!北海道奥地に巨大蛇は存在した!』の背景考察です。
前回は尾形の好物についての話から、なぜかすっごい重い回想シーンがありました。
え?こんな重い話だったらあんこう鍋トラウマじゃないの!?
とか思ったんですけどね。
今回はアシリパさんがチョー苦手なものが登場。それにまつわるアイヌ伝説とは?
このあと104話の考察とかしていきますが、どうしてもネタバレ気味になるので、気になる人は先に本誌を見てください。
第104話の超ザックリあらすじと感想
日泥一家との戦いで、土方の部下になっていた夏太郎と亀蔵が登場。
夏太郎はある賭場で、負けた客が刺青人皮を置いてった話を聞きつけた。
土方に認めてもらうために、2人は手柄を立てにいく。
ってこれダメな予感しかしないですよね。
特に亀蔵は顔的にも、次の回にオサラバ確定のやつですね。。それにしてもあからさますぎる。
そして賭場に忍びこもうと話をしているところで、稲妻強盗&蝮のお銀が登場して、一緒に賭場荒らしすることになったという運びですね。
今回のメインの話は、未だ森の中にいる杉元たち。
そして白石は蝮に噛まれたようだ。
アシリパさんが採ってきたノヤ(ヨモギ)とショウブで手当を始める。
もし噛みつかれたのがマムシじゃなくて、『サクソモアイェプ』だったら白石は助からなかったらしい。
しかし杉元と白石の悪ふざけが始まり・・・
藪の中から巨大な蛇が顔を出した。
それでは気になったポイントを考察したり、背景を見ていきましょう。
第104話の考察、背景
マムシは噛まれても大丈夫なの?
実はマムシに噛まれて死ぬ確率は0.1%前後なんだそうです。
だけど疼痛、出血、水泡、リンパ節腫脹、発熱、めまい、意識障害などあるそうですから、やっぱり嫌ですね。
あとはアナフィラキシーショックにも注意。
毒を口で吸い出すのは、口の中に傷があると2次感染を起こすかもしれないから推奨されてないそうな。
ちなみにガラガラヘビはマムシの95倍強い毒性を持つ種がいるって話だから、こっちはマジやばそう。
ヨモギで治療?
ヨモギは万能薬といわれてます。
ハーブの女王とも呼ばれその効果は幅広い。
飲んでよし塗ってよし嗅いでよしで、どんな使い方をしても効果があると言われています。
肌につければ切り傷やアトピーなどにも良いらしく昔から多様されてきました。
またお灸の『もぐさ』として使われていることでも有名。
ヨモギに含まれるシオネールには、消毒・鎮静・鎮痛作用などがあります。
森の中でさまよったときは、ヨモギを確保しておきましょう!
サクソモアイェプとは?
アイヌ語で「夏に言われぬ者」の意味。
蛇は夏に活動するので、夏や火の側でこの名を呼ぶことが禁じられてます。
サキソマエップとも呼ばれている年をとった蛇の妖怪も存在します。姿は見えないけど、こちらもとても強い悪臭がするらしい。
そのほか洞爺湖の蛇神・ホヤウカムイ(オヤウカムイ)もサクソモアイェプの一種。こちらもやはり強烈な悪臭がして近づく皮膚がただれてしまうのだとか。
蛇に近づかないために作った言い伝えかもしれないですね。
そういえば洞爺湖の蛇神は『うしおととら』にも出てきましたね〜。
あとがき
以上、ゴールデンカムイ第104話の考察でした。
アシリパさんの苦手なものはヘビ!
それにしてもヨモギは万能薬のようです。ヨモギなんて田舎だといくらでも生えてますよね。山の中で怪我をしたら塗ってみてもいいかもしれない。
いや素人の生知識は危険ですね。
次回ゴールデンカムイ第105話が楽しみです。
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