ゴールデンカムイ第93話「カムイコタン」の背景考察です。
前回は谷垣のヒモ生活の話と、アホの白石をどう奪還するかという話でした。
しかし土方&キロランケの作戦は上手く行かず、カムイコタンの吊橋で土方が1人待ち構えるところで終了です。
吊橋はやっぱり切っちゃう?
さてこのあと93話の考察とかしていきますが、ややネタバレするので、気になる人は先に本誌を見てください。
第93話の超ザックリあらすじと感想
扉絵は滝で水を手ですくっている白石を、杉元が押そうとしている図。
「押すなよ!」
って白石が言ってるのは、今は懐かし熱湯コマーシャルっぽい。(笑)
カムイコタンの吊橋を切って、白石は石狩川にドブン。
溺れそうな白石を、キロランケがアイヌの木皮舟ヤラチプ(※ラとプは小文字)で迎えに来ました。
しこしここで回想シーンとなり、土方がキロランケに重要な質問をしてます。
土方はキロランケの過去についてイロイロ質問してるのですが、答えないあたりキロラケンの胡散臭さがまた1段あがりましたね。
やっぱり裏切り者はキロランケ?
そんなキロランケによって、もうすこしで助かりそうだった白石だけど、杉元に殺されるかもとか思って逃げ出しました。
ちなみに白石の入墨は、すでに写しを持ってるから実は要らない子みたいですww
だけど杉元は助けたかった。けど白石は逃げたかったw
第93話の考察、背景
カムイコタンを流れる渓流
前回の考察で書いたことが出てきました。
カムイコタン(神居古潭)を流れる渓流の、最深部は水深70m。前回も書いたけど、事故を起こした列車の車両が沈んでいるって伝説が残ってたりします。
カムイコタンは、神秘的な雰囲気がするので観光にオススメ。
アムール川
全長4,368kmで世界8位の大河。中流部はロシアと中国の境界になっていて、中国名は黒竜江。
そうアムール川=黒竜江だったんですね。
アムール河を流れる栄養は、オホーツク海を通して最期には知床に届きます。
なので北海道にも影響のある大河。もちろん中国を通ったときに汚されてるけど。
アムール河はその自然豊かな環境から、外洋海水の100万倍の濃度の鉄が含まれているそうな。しかし近年は森林伐採や火災、ダムの影響でこれらは減少しているそうです。
参考:魚附林の地球環境学 親潮・オホーツク海を育むアムール河
帝政ロシア(ロシア帝国)
1547〜1917年まで存在した大帝国。
西はフィンランド・ポーランド、東はアラスカまでが領土(世界の陸地の1/6)でした。
最後の皇帝はニコライ2世。日露戦争は1904〜1905年だから、日露戦争時の皇帝でもあります。
この皇帝の下で活躍するのが、かの有名な怪僧ラスプーチン。
もしかしたら登場したり・・しないか。
キロランケの正体は?
一部では裏切り予想されているキロランケ。
今回も土方との会話の中で意味深な場面がありましたね。今のところヒントは「アムール川を渡ってきた」とうことだけ。コサックとか噂もあるけど、まだまだ情報不足ですね。
キロランケをアイヌ語で調べてみると‥
キロ=山
ランケ=~をおろす
なんて考えてみるけど、未だよく分かりませんw
今後明らかになっていくキロランケの正体に注目ですね。
あとがき
以上、ゴールデンカムイ第93話の背景考察でした。
怪しさを増したキロラケ。その正体を探るには未だ情報が揃ってません。
そして意外に杉元は友達思いだった?白石には伝わってないけど。
次回94話ではいよいよ伝説の詐欺師・クヒオ大佐こと、鈴川聖弘の出番です。
クヒオ大佐についてはこちら↓
ゴールデンカムイ鈴川聖弘のモデルは、伝説の詐欺師クヒオ大佐か?
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